もう3月だ。冬が終わってしまう。
その前に、冬の思い出を書いてみる。
私は子どもの頃、父の仕事の都合で雪国に住んでいた。
そのおかげ、ということでもないが、季節の中ではダントツで冬が好きだ。
子どもだったからかもしれない。
でも暑い夏より、寒い冬がいい。(アナ雪のオラフと逆ね)
春や秋も素敵だけど、ここ数年は特に、一瞬で終わってしまう感覚。儚い。
冬といえば、部屋を暖かくして、結露だらけの窓ガラスから外を眺める。
「カビが生える〜」と母はめんどくさそうに結露を拭いていたが、
私にとっては恰好のお絵かきキャンバスでもあった。
そんな部屋にはこたつもあれば最高。
そう。「冬が好き」といっても寒い外に突っ立っているのは難しい。
冬の暖かい部屋にいる時間が、好きなのだ。当たり前か。
でも思い出してみると、冬の外遊びは凍えることはなく
むしろ大汗をかいていた気がする。
スケートにスキーに雪合戦。
中でも私のお気に入りは、「かまくら作り」だった。
積もった雪をかき集め、自分の身長よりも高く、雪の小山を作る。
入り口となる真ん中に穴を開ける。
スコップを使っていても、手袋に冷たい雪が染みてくる。
ただ、夢中で体を動かしているので、やはり汗をかく。
最後は父を呼んできて、天井の方を丸く整えてもらう。やっと完成。
中に入ると、これまた不思議なことにかまくらの中は寒さがしのげて
あったかく感じる。汗が冷えて寒くなってもおかしくないのに、
かまくら作りを考えた人はすごい。というか本人も驚いただろうな。
そんな思い出がよみがえり、冬になると、
「あの経験、娘にもさせてあげたいなあ」と、かまくらのことを考える。
年に一度、数センチ積もるかどうかの関東で思いを馳せている。
今年は雪遊びができるほど降らなかったなあ。
子どもたちにとっては、ちょっと残念。
(今夜、雪マークがついているが、果たして…)