私がここ数年でやり切った大仕事といえば、
間違いなく「ハーフマラソン完走」だ。
元々バリバリの陸上部だし(短距離だったけど)、
大人になってからも10kmまでの大会であれば出たことがあるし、
「まあ、なんとかなるだろう」とかなり楽観的な気持ちで申し込んだ。
そこには「いつかはマラソンを走ってみたい」という気持ちもあって、
半分走ってみて、どんな感じか見てみようと思った。
10kmをゆるっと走れるようになるまで、
近所の周回コースをぐるぐる回り、
11km、12km、と徐々に距離を延ばしていく。
練習が思う存分できればいいが、一応これでも一児の母なので、
好き放題走っているわけにもいかず、家事を終わらせて、夕食の準備までに
帰らなくてはならない。あまりゆっくり練習できることはなく、
練習では18kmまでしか走ることができなかった。
会社の先輩でマラソンランナーがいるので話してみたら、
ウイダーインゼリーは持ってね!あと、ハーフなら20kmは
事前に走っておいた方がいいよ!というアドバイスをもらった。
が、18kmしか走れていない…まあ仕方ない。あと3kmなんとかなる、はず。
そんな感じで一応コツコツ練習を積み、迎えた当日。
大きな大会ではなく、月に一度行われている「記録会」のような位置付けで、
コースは延々とつづく川沿いの道。
そういえば、先輩の「景色が変わらないのって結構きついんだよ〜」
という言葉を思い出した。
つまり、ロードレースだと、街や沿道の人たちで景色が変わるけど、
今日のコース、まさにやばいじゃん。
走っても走っても「川」!スタート前にちょっとそわそわしてきた。
この記録会には、駅伝ランナーではないか?と思われる
ほぼプロっぽいランナーもいた。練習にはちょうどいいのだろうか。
少なめだが女性もいて、誰についていこうかキョロキョロする。
そうこうしているうちにスタート!練習通りのペースで…と思っていたが
周りの早いペースにやや引っ張られてしまう。
そのせいか最初の2kmはあっという間だった。
でも、走って、走って、走っても、ゴールが遠い…。
この日は10月だったのに、夏日。日差しがきついし強風だった。
途中風に煽られ帽子を落としたので立ち止まると、途端に足がガクガク、
拾うのでも精一杯。(その時点で15kmくらい)
こまめに水分をとり、ゼリーをちびちび摂取していたが、
途中で手持ちがなくなる。
コースの途中に水分コーナーがあるので立ち止まってはガクガク。
練習していた18kmまではなんとかなったが、それ以降が本当に長かった…
あと少しなのに、終わらない。誰かを抜かすことなんてできないが、
どんどん抜かされていく21kmだった。
なんとかゴールした時の爽快感…は特になく、
こんな状態で「いつかはフルマラソンも…」と呑気にしていた自分におののき、
「ふ、フルマラソンって、これの2倍…!どうかしてるぜ!!」(尊敬)と、
改めてフルマラソンランナーの偉大さを感じたのでした。本当にすごい。
私にとってはハーフで十分、超超大仕事!
それでもまあ、やってみようと踏み出せたことだけでも、
よく頑張った!と自分を褒めちぎっている。
果たして今年はどうなるか、いや、どうするか?
毎年ハーフは走るようにしていれば、いつかマラソンいけるかな?
あの足のガクガク、得難い経験だったな。プライスレス。