ねごと日記

ラジオときどきPodcast

文化祭のはなし

高校1年生の秋、初めての文化祭。

クラスの中で誰かが「演劇をやりたい!」と意見を出した。

学校には演劇部もなく、先生含めまったくノウハウなし。

それでもなぜか盛り上がり、なんとなくのイメージでストーリーを決め、

お揃いのTシャツを作り、劇を見ながら食べてもらう駄菓子屋さんも併設し、

クラス全員出演の、白雪姫のパロディっぽい劇をやることに。

公演1回目に、各々の先輩がチラッと来てくれたあと、

2回目以降はガランとした教室。

廊下を通りかかっては「つかまったらヤバそう・・・」という

目線でそそくさと通り過ぎる生徒たち。

文化祭初日から、え、もうやることないの・・・?

そもそもなんで劇をやることになったんだっけ?わかんないー!

お化け屋敷とかにすればよかったねー?ほんとだねー!

と、みんなで駄菓子を食べながら約2日間ぼーっと過ごしたあの時間。

今思うと、それはそれで青春・・・?