3月23日(日)、配信の購入期限が来た。
「円盤化しない」とはっきり書かれたポストも見た。
ということは、あの武道館の光景は、もう私の脳内にしか残っていない。
いや、私だけじゃないか、現場でも、配信でも
目の当たりにした互助会員の記憶の中にしかいない。
そんな「OVER THE SUN 私たちのレッドカーペット」の日。
その日のことを書き残しておきたいと思った。
記憶力がどんどんだめになっている私には、これしか方法がない。
※超長文ですが、壮大なイベントレポートではありません!いち互助会員の普通の日記です。
2025年3月12日(水)
グッズ販売は14時から。仕事を半休にするなら、午後退勤して、
普通に武道館に向かえばまあ14時半までには着けるだろう。
そう思ったが、この大事な1日を、より一層"めでたい日"にしたくて、
思い切って1日休んだ。仕事全然追いついてないんだけど。
そしてお休みにしたせいか、私は前日の夜からあることでソワソワしていた。
それは、「何着てく?」問題。
Podcastでは、スーさんも堀井さんも「何着てきてもいいよ!」と言っていた。
それを、前日の昼までは本当に鵜呑みにしていたし、
普段会社で着ているキレイめのセットアップでいいだろうと思っていた。
だけど、なんか違う。
翌朝、雨が降っている外を眺めて考えた。
「やっぱり一張羅買いにいこう!!!」
TBSIDで限定公開されていたヒューリックホールを見た影響もあり、
(スーミカの衣装はZARAです!!!と言っていた)
なんとなくバブリーな、それでいておしゃれな全身コーデを
ファストファッションでセルフプロデュース!することにした。
唐突すぎるだろ、でもやってみよう。
雨の中、自転車を飛ばして一番近いファストファッションのお店に駆け込んだ。
テーマはほぼない状態。んー、どうしよう。普段着るには仰々しすぎるけど、
「今日武道館でイベントなの!」と言ったら
「そうなんだ!」と納得してもらえる感じを目指して。(めっちゃむずい)
店内をぐるぐるしていたら、まさにバブリーな赤いジャケットもあったが、
自分に合わせてみるとさすがに無理だった・・・。
結局、パンツかスカートで5分ほど悩んだ末、こんなワンピースにした。
ネックレス、ピアス、カバンも含めて1万円ちょっと。意外とうまくいった!

また雨の中急いで家に戻り、着替え、堀井さんよろしく髪をくるくる巻き、
武道館で履き替える用として自分の持っている中で
一番高いヒール(9cmくらい)のパンプスをリュックに忍ばせた。
九段下までは長靴で行くからね!ヒールだと歩くだけで疲れちゃうからね!
なんだかんだでとっくに14時を過ぎた頃に家を出て、
大雨の中16時ごろ九段下についた。この時点でもう、互助会員はすぐにわかる。
赤い小物を身につけている人、オーバーザサンタオルを首にかけている人。
キーホルダーに、スマホケース(すごい確率で"互助会員"ステッカーIN)、
手作りうちわを持っている人もいた。
雨が思ったより強い。長靴で来てよかった。
そして強めに巻いたはずの髪はだいぶしんなりしていた。

グッズの列は相当すごいことになっていて、
武道館の周りの通路をぐにゃっと折り返していた。
現金の方が少し早いらしい、という情報を得つつ、
並びながら買うものを吟味する。
ずいぶん前から欲しいなと思うものは目星をつけていたのに、
当日になるとまた迷う。
ペンライトは絶対に欲しい!事前販売で買えなかったし、
今日このひとときを楽しむためには絶対に必要だと思った。
それにしても列が長い。
事前販売の時みたいに、途中で売り切れたらどうしよう。
ハラハラしていたが、アパレルが2種類くらい売り切れていただけで
無事にペンライトを手に入れた。あとは笑い声のアクスタとハンカチ。

もっとスムーズに列が動いていたら、もっといっぱい買っていたかもしれない。
雨の中、悩む時間がたっぷりあったせいで、当初思っていたものから
だいぶ厳選?してしまった感がある。
赤いトートバッグとか、ステンレスボトルとか、本当は買ってたかも。
ムックは、ムック付きのチケットだったので引き換えて入手。

まだまだ大雨の中、続いてフォトスポットの行列に並び、
午前中に買ったばかりの一張羅とヒールで写真を撮ってもらった。
前後に並んでいる互助会員同士が「撮りましょうか!!」と
声をかけ合っていて本当に涙ぐましい。
雨に打たれつつ、撮ってもらった写真はやっぱり髪の毛しなしなだし、
顔はまんまる!またダイエットしなきゃ!と思った。
くう〜!着るもの以前の問題だ!そういうとこだぞ!

そうこうしているうちに、開場時間を過ぎていた。
慌てて武道館の中に入る。
私は、若い時にASIAN KUNG-FU GENERATIONの
初武道館ライブでここに来たことがある。
「アジカンから、オバサンに。」これ私の中ですごい変遷だ。
今回はその時と同じく、"アリーナ"と言われる席だったが、
当時とは大違いの、びっしり並んだ椅子。(そりゃそうだ)
さらに自分の席を見つけた時の驚き!なな、なんだこの赤い袋はー!!
ザ・引き出物。そう表現した互助会員のセンス!さすがだよ本当に。
入っていたもの諸々はこちら。どうかしてるぜ!笑


持ってきた荷物(長靴の入ったリュック!)と引き出物をどうやって
席に収めようかあたふたしていたら、お隣の方が
「大丈夫ですか?前の席の下に入れちゃえ!」と明るく声をかけてくれた。
なんとか荷物を押し込んで、顔を上げると、
赤いペンライトが会場中でゆらゆらと揺れ、
ステージでは清原先生がナニワのおもしろおじさんと化していて(最高)
YouTubeで少しだけ練習してきた第九を何回かその場で練習した。
でもその時間もあっという間で、全貌がわからない!笑
とにかく先生の「わたしここにいますから!歌詞も出ますから!」を信じて
また席についた。
オーバーザサンのイベントは、シブコーぶり。
と言っても1日目は会場チケットが取れず、映画館でライブビューイング。
2日目は自宅で配信を見た。
その時にどうだったかあまり覚えていないが、協賛企業の紹介で巻き起こる
8,000人の拍手喝采。やっぱりすごい。
いよいよはじまる。
アリーナから登場した我らがスーさん。堀井さん。
ピンクのふわふわの衣装がとっても可愛い!
いつもは声で、そっとそばにいてくれた二人が、目の前に?!
信じられないけど、現実か!思い切り両手を振って動き回る二人を見て、
「本当にスーさんと堀井さんが、いる!」と当たり前のことを思った。
しかしここは武道館。当たり前、じゃないんだよな?!
不思議な相反する「当たり前」をごちゃごちゃと考えていたが、
やりたいことをやっている二人(お二人曰く"悪ふざけ")が、
本当に最高で、最高で最高で。
これまでのオーバーザサンの香りをまとわせつつ、
新しいことをやってのける。すごすぎる。
「頑張れよ!」と、面と向かって言われたわけじゃないのに、
「あしたも、がんばろう!」と、湧き上がる何かがぎゅっと私を包んでくれた。
- スーさんの汗!堀井さんのショーメ!どちらも輝く!
- 堀井さんのマイウェイは、音源化を待っています!いや映像も欲しいよ!
- 残念なことに世代が少し違くて、「M」のピアノイントロで
「きゃ〜!!」って気づけなかったこと、歌詞も一部しか
わからなかったことを悔やんでいる。(音源買った)
- 若かりしスーさんの作詞センス、どういうことなの!
こちらも音源化を待っています。笑
- ノーパンか、ノーブラか、私はノーパンです。
- 3つのM、砂鉄の"マラソン"じゃなかったのね。(淡い期待)
- オケの演奏が聞けると思っていなくてびっくりしたし最高だった〜!
- 武道館ウェーブ強行突破してくれた堀井さんありがとう!
- マダムうららも久しぶり!"超出世"いじられてて可愛かった。笑
- 二楽さん八楽さん、私の席からは入ってくる背中が見えて、
誰だ?!なんだ?!からの紙切りだ〜!!!がおもしろかった!
(堀井さんがお名前ちゃんと覚えているか勝手にハラハラした笑)
- 秋川さんの歌声〜!初めて生で聴けて、一緒に歌えて感動しました!!
そしてこのステージを観て、「忘れたくない」と思ったこと。
本当に全部なんだけど、私はこの2つのポストにこめました。
もう一度言葉にしようとしても、やっぱり当日の私には勝てないな。
「ままならない人生」「なんで私はこうなんだ」って、
リアルに毎日思っているし、自分で自分を呪っているようなところもある。
そんな私にピンポイントで刺さった「みんなそうだよ」。
「私なんて無理です」が口癖の私に痛いほど沁みる、
「私なんて、じゃここに来れなかった」。
そんなとこでもがいてないで、沖に出る時なんじゃない?
もっと私は私らしくいられるはずだよ。そんな風に思えた。
肝心の第九も、無事に歌うことができてよかった。
「ここにいるよ!」と言っていた清原先生と周りの皆さんの雰囲気で
なんとか私でも大丈夫だった。気持ちよく歌えました。
互助会員は、普段お互いの存在に気が付かないし言葉も交わさないけど、
日々同じ時間を生きていて、どこかですれ違っている。
この武道館でわかったことは、互助会員は世の中に少なくとも8,000人いて、
それ以上に、世界中にわんさかいて、頑張って生きているんだよね。
よかった。みんなここに来れて。
みんなに会えてよかった。その場を作ってくれたスーさん、堀井さん。
スタッフの皆様。本当にありがとう。
第九を歌いながらそんなことを考えていた。
正直、武道館に入った途端目に入ったたくさんのカメラ・機材で
「絶対円盤化するじゃん!絶対買うぞ!!」と開演前から思っていたので、
もうあの光景を目で見ることができないのはとても残念です。
スーさんの手紙。私たちに用意された椅子。いつでも帰れる場所の話。
互助会員にとって本当に大切なものが詰まった幸せな時間だったので、
映像化が叶わないのなら、ぎゅっと心にしまっておかないとね。
この文章を自分で読み返し、少しでも忘れないようにしたいと思う。
(円盤化、してほしいよ〜)
私たちのレッドカーペットは幕を閉じ、まだ少し雨の残る坂道を下った。
引き出物の赤い袋を持った人たちがばらばらになっていく。
同じ車両にちらほらいた人も、いなくなっていく。
互助会員が、日常に戻っていく。
溶けていったあと、私は家につき、興奮ですぐには眠れなかった。
不思議なエネルギーで満ち溢れていた。
嫌なこと、辛いこと、たくさんある。
今日だってそう。ままならないことがあった。
厄年のせいかなとお参りに行った矢先。やっぱり辛いことがあった。
でも、「辛い」ってなんだよ。
私は今の環境でありがたく生かされてるんじゃないのかよ。
これ以上何を求めるんだよ、欲張りすぎだよと、自虐的な私も現れたりする。
うまくコントロールできない、苦しい。
今までだったら、ここで思考が終わっていたけど、
私はあの日レッドカーペットに立ったことで、
「足掻いているのは、私だけじゃない」「一生懸命、頑張ってるよ」と
思えるようになった。私は一人じゃない。
当日のこととはいえ、イベント内容よりも余談が多い文章ですが、
ありのままを書いてみました。
これからも、何度泣きそうになっても、挫けそうになっても、
心が折れても、あの景色を引っ張り出して、思い出したい。
雨の中駆け出して手に入れたワンピース。
私と一緒に、一生あの光景を映し出してほしい。
できるだけ覚えていたい、あの日のこと。