節分だ。ということで
鬼のことを考える。(?)
中学生の頃、近所に住んでいた百合ちゃん。
彼女は野球部の先輩と長く付き合っていた。
かといってその事を自慢気に話すわけでもなく、
とっても真面目で優しくて、女子たちの憧れの存在。
その雰囲気から、「恋愛で困ったことがあれば、
すぐに百合ちゃんに相談!」というルートがいつの間にができていて、
「彼氏が冷たい」「好きな人に振り向いてほしい」など
何でもかんでも百合ちゃんに頼り、行列を作る私たち。
私も一度だけ相談したことがあって(だらしない彼氏について)、
「そんな男はダメ!!!自分のこと大切にして!!!」と
ビシッと言ってくれる、まさに「恋愛指南の鬼」。
・・・今になってみると、相談していた私たちも百合ちゃんも
どこにでもいる普通の中学生だったんだよな。
なんとまあ可愛い鬼と子分たちだったなあ。