ねごと日記

ラジオときどきPodcast

自分のこと好き?のはなし

昨日、たまたま阿佐ヶ谷アパートメントの

「おせっかいと自己愛のはざまで」を観た。

ふと子どもに、「自分のこと好き?」って聞いてみたら、

「すきだよー」って返してくれてうれしかったな。

 

その後間髪入れずに、「パパもママも、あなたのことが好きだよ」って

言えたのもすごくよかった。

まわりの人はもちろん、自分のことも大切にしてほしい。

 

その直後、絶対来ると思ったけど、

やっぱり「ママは?自分のこと好き?」って聞かれた。

私は、自分のことが好きじゃない。

正直に返すと、これまたまっすぐな「なんで?」。

なんでだろうか。

私は私のこと、いつから嫌いになったのかな。

見た目も、中身も、すっごく嫌いなんだよな。笑

 

でもさ、自分のこと好きな人と自分のこと嫌いな人、

絶対に「好き」の方がいい。

最初は好きで、途中で嫌いになってもいいから、好きに戻ってきてほしいな。

私が言えることではないんだけど・・・。

ラジオ遍歴 第3

ポルノグラフィティオールナイトニッポンと同時に聴いていたのが

同じ水曜日の深夜にやっていたaikoオールナイトニッポンコム。ぬるコム。

当時小学校高学年〜中学生だったこともあり、恋愛ソングに興味津々。

みーんな、aiko聴いていたよなあ。ロージーとか、初恋とか。

懐かしい・・・。

 

そんな流れで、ポルノグラフィティのあと、aikoのぬるコムも一緒に聴いていた。

今でも印象に残っているのが、ポルノとaikoが一緒にやっていた

じゃけん4きょうだい。

一緒にジングル作ったり、キャッキャしてる感じが最高だった。。

大好きな人たちがコラボしてる!なんて豪華!

音声だけでも尊くて、必死にラジカセ録音をしていた。

もちろん手動でね。寝てしまったら、終わりなの、刹那的。笑

 

覚えているジングルが、

ノートルダム〜女子大学は〜♪」 みたいな歌詞だったなと思って、

ダメもとで「aiko ポルノグラフィティ ノートルダム ジングル」で検索してみたら、

ちゃんと出てきた。「夢の女ポルノ」だ。笑

 

ぬるコムは、有名なコーナー「ジングル大作戦」もそうだけど、

aikoがリリースする楽曲の本人解説が聴けたり、

ゲストとわちゃわちゃしたり、全部全部大好きだった。

「ピンチはチャンス!」って言葉、確かここで聴いて、

「私の好きな言葉は、ピンチはチャンス!」って子どもながらに言ってた気がする。

(プロフィール帳とかにね、きっと書いてたよ・・・笑)

(六)上にさぶらふ御猫は

忙しい8月が終わった〜!

すっかり時間が開いてしまったけれど

こんな時間に枕草子、続き。

 

帝に愛される猫と、「翁丸」という犬のお話。

最初「翁丸」を人の名前と勘違いして

猫にちょっかいかけただけで島流し????え????って

目を疑ってしまったけど、ワンちゃんだった。笑

一部、とてもかわいそうな描写があるけど、

同情し、悲しみを見せる清少納言や定子にほっとした。

こういう、真の日常というか、

「ひどい」「悲しい」「かわいそう」と思った気持ちが

ちゃんと現れているのが、好きなんだよなあ。

平安時代に、想いをはせる・・・

ラジオ遍歴 第2

私の住む街は、電波が届かない。

そんな現実と向き合いながらも、なんとか抗っていたとき、ふいにチャンスが訪れた。

九州に住むいとこの家に、ひとりで泊まりに行くことになったのだ。

荷造りをして、パンパンになったリュックサック。

私は出発前日まで迷いに迷い、意を決して、

リュックの底に相棒のラジカセを隠すように入れた。

なんとなく、親やいとこにばれたら恥ずかしいような気がして。

でも私は知っていた。

いとこの住む街は、オールナイトニッポンが聞けるのだ。

そして泊まる日は、水曜日。

小学生ながら、これは運命だと思った。

飛行機に乗り、いとこたちと遊び、

用意してもらった布団に入った。

真夏の夜、外はアマガエルの大合唱。

冷房が効いていたためか、布団の中はひんやりしていた。

こっそりと、持ち込んだ相棒を取り出す。

チューニングする。

スッとクリアに聞こえるポルノグラフィティの声。

それだけのことが素晴らしくて、うれしくて。

この夜のことは今でも鮮明に覚えている。

 

興奮でほとんど眠れずに迎えた翌朝、

叔母さんが朝ごはんの用意のためキッチンに立っていた。

「おはよう、よく眠れた?」

「はい…おはようございます」

ふと、キッチンから音楽が流れていることに気がついた。

叔母さんは、FMラジオをかけていた。

子供ながらに、「おしゃれだなあ。大人になっても、

私もラジオを聴きたいな」と、はっきりと思った。

(五)大進生昌が家に

そうそう!枕草子及び清少納言ってこんな感じ!って思った。感想。笑

「門が小さい」話からの、大進生昌とのやりとり。

本当に頭の切れる女性だったんだろうなあ。

そして早速定子が登場して、なんだかうれしい。

「几帳(きちょう)」とか、古文の図録で最初に見るよね。

久しぶりに思い出したー!

誰かのために頑張るはなし

私は連続ドラマをほとんど見ない。

ただ、西島秀俊さんが出ていた朝ドラ「おかえりモネ」は、

久しぶりに最初から最後まで見た、私にとって珍しいドラマ。

(西島さんが見たかった)

その中で、モネちゃんが同僚に言われていた

「(誰かのために頑張るって)結局自分のためでしょ?」の言葉の意味が

この歳になってわかってきてる。遅い。

遅すぎて恥ずかしいんだけど、正直リアルタイムで聞いた時、

よく理解できなかった。「誰かのために」が自分のため?

だけどこの言葉をよく理解できない私って

それこそ我が我がで周りのこと何にも考えず、

わがまま放題でなんとなく上手く行っちゃって、

本当に見つめるべき自分自身と向き合ってこなかったんだ。

そりゃそうだ。って、悲しい、引きちぎられるような気持ちになった。

これまでこんな私のそばにいてくれた全ての人たちに

頭下げて菓子折り持ってまわりたいくらい、ちょっと苦しくなった。

ラジオ遍歴 第1

・・・ラジオ体操みたい。笑

 

中学生のとき、日本海側のとある田舎に住んでいた。

ラジオを聴くといっても、せいぜい局が1〜2つ。

ちょっとチューニングをいじると、ハングル語の放送が入ってくる。

そんな感じだった。

 

ラジオを聴きはじめた年齢ははっきり覚えていない。

ただきっかけは、「ポルノグラフィティオールナイトニッポン」。

水曜日の22時〜24時。最初はいいけど最後まで聴くのは眠くて辛い。

カセットで録音したい・・・。

しかし、私の住んでいる地域ではオールナイトニッポンを聴くことができなかった。

(土曜日の魂ラジはネットしていたような・・・)

小さなラジカセを与えられていた13歳そこらの私は、

自分の部屋の中で、どこが最も隣県の電波を拾えるか?

ウロウロしたり、窓辺に座って放送を聴いていた。

そんな、私がラジオを聴くきっかけとなったポルノグラフィティ

デビューの頃からずっと好きで、中学生の間はまさに夢中だった。

今調べてみると、「アポロ」は1999年リリース。私小学生じゃん。

そして記憶の中の「アポロ」は細長いシングルCDだったと思う。

まだCDを買うという概念がなくて、田舎のTSUTAYAで探したなあ。

ポルノの最新情報が知りたい。おしゃべりが聴きたい。

曲だって聴きたい。それを叶えてくれるのが、オールナイトニッポンだった。

当時は、クリアに聴ける他県の人たちが死ぬほど羨ましくて、

毎週必死になっていた。